包膜の色
・灰白色または赤 オオイタチ(灰白色)、ベニオオイタチ(赤)
・赤または灰白色 ハチジョウベニ、ヌカイタチシダモドキ、ムラサキベニ
・赤 キノクニベニ、オワセベニ
・赤、稀に灰白色 ベニ
・灰白色、稀に淡い赤 オオベニ
・灰白色 ミサキカグマ、イワイタチ、ヒメイタチ、ヤマイタチ、ナンカイイタチ、タカサゴ、トウゴク、マルバベニ、サイゴクベニ、エンシュウベニ、ギフベニ
※参考資料: 日本産シダ植物標準図鑑
除外したシダ。ムカシベニ(屋久島)、タヌキ(琉球列島)、ホコザキベニ(琉球列島)。
全部で8種類ある。
ベニ、オオベニ、オオイタチ(ベニオオイタチ)以外は分布が限定的である。
それぞれtagを付加し、県名をクリックすると、分布するシダを絞り込めるようにした。
私の調べた地域ではオオイタチ、キノクニベニ、ベニ、オオベニが対象であったため、以下、それらの見分け方をまとめた。
※この見分け方は私の意見であり、間違いがあるかもしれない。
オオイタチ、キノクニベニ、ベニ、オオベニの見分け。
ポイント1: 最下羽片の下向き第1小羽片
・オオイタチ 長さが第2の1.3倍。2等辺3角形。ベニオオイタチは長さが第2の1.1倍。
・キノクニベニ 長さが第2の0.5倍。2等辺3角形。
・ベニ 長さが第2の0.6倍。台形。
・オオベニ 長さが第2の0.8倍。2等辺3角形。
※形は、日本産シダ植物標準図鑑の写真、神奈川県植物誌2018の図を元に私が表現した。(文字では鈍頭~鋭頭と全部同じで表現されており、特徴が不明であったため。図鑑なのでネットの写真と違い、信用できると考えた)
ポイント2: 赤い葉、赤い中軸
・新しい葉と中軸は赤 オオイタチ(ベニオオイタチ)、ベニ、キノクニベニ
・新しい葉と中軸は緑 オオベニ
※中軸の方が赤が長く残り、見分けやすい。
用語(包膜,中軸)は以下url参照。
http://www2.kobe-c.ed.jp/shizen/shida/shida/glossary.html
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